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女性ライダーに対して多い「嫌がらせ」への対処方法

女性ライダーが一度は遭遇するだろうトラブル

運転ツーリングを楽しむ女性ライダーが一度は遭遇することになるのが人的トラブルです。
ある意味機械トラブルや交通トラブルならば「どうしようもない」と諦めることもできますが、同じライダーからの迷惑行為で起るトラブルというのは非常に苦々しく、腹ただしいものです。

徐々に増えつつあるとは言えまだまだ女性ライダーというのは珍しい存在ですので、長距離でのツーリング中には不愉快な言動を受けてしまうことはよくあります。

女性ライダーに嫌がらせをする男性ライダーの心理は色々あるようで、「女のくせに生意気だ」「誘いを断られて腹が立った」「運転が下手そうだからからかってやろう」などといったことが理由のようです。

最もほとんどのライダーさんは非常に親切で、他のライダーにもきちんと敬意を払った運転をしてくれる人が大半ではありますが、中にはそうした自己中心的なライダーもいますので十分に注意をする必要があります。

まず女性ライダーにありがちなのが、SAなどで休憩をしているときのしつこいナンパです。
せっかく一人や気の合った同性ライダーと一緒のツーリングなのに、どこに行くのかしつこく聞き出そうとしてきたり、執拗に一緒に行こうと誘ってくる男性ライダーはどこにでもいるものです。

そこでの対処方法としては毅然として断るということが一番なのですが、しつこい性格のライダーの中にはそのあともずっとつけまわしてきたり、煽りや幅寄せなどの迷惑運転をしてくるようなことがあります。

またただ道路を走行しているだけでも、なんとなく運転が下手そうなライダーに見える女性に対し、「道路のルールを教えてやる」とばかりに同じような迷惑行為をする人がいたりします。

おかしな人にからまれてしまったらまずは逃げることを優先に考え、もよりの警察署や大きな施設に入ってそれ以上の追跡を受けないようにしていきましょう。

路上での自分の運転を振り返ることも大切

もちろん路上で起る迷惑行為は、するほうが悪いに決まっています。
ですが100%相手の人格に問題があるかというと必ずしもそういうわけではなく、ある意味自分の行動がそうしたトラブルを引き起こすきっかけになっているということもあります。

例えば逆の立場で考えてみてもらいたいのですが、自分が快適に道路を走行しているときに、異様にスピードが遅い車があったりカーブや路線変更が下手くそな自動車やバイクがあったらどうでしょう。
直接行動をしたいと思わないまでも、イライラとした気持ちは抱いてしまうことと思います。

特に理由もないはずなのに煽られたり進路を妨害されたりしたときには、まず自分の運転で周囲に迷惑をかけていなかったかということも一度振り返ってみてください。