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乗りやすいバイクだと評判のスズキ グラストラッカー

スズキグラストラッカーにはどんな特徴がある?

グラストラッカーは、バイクメーカーのスズキ(SUZUKI)から2000年に発売された機種です。
開発のコンセプトは、1970年代のアメリカにおいて草レースに出場するようなバイクというもので、発売された当初はトラッカーカスタムと呼ばれたスタイルが絶大な人気を博しました。

このバイクは、ボルティー用249ccの空冷4スト単気筒エンジンを搭載しています。
シンプルなデザイン及び設備となっているのが大きな特徴ですが、これはグラストラッカーが発売された当時に大ブームだった、不要なものを可能な限り取り外してシンプルかつ軽量さを追求するというバイクのトレンドに倣っています。
その中でも特にグラストラッカーが参考にしたのは、ヤマハのスカチューンで、機能面や設備面はこの2機種に多くの類似点が見られます。

スズキのグラストラッカーはこれまで、数年ごとにモデルチェンジをしながら進化を続けています。
2004年のモデルチェンジでは、エンジンが変更となり、空冷単気筒SOHC2バルブエンジンとなったほか、エキゾーストパイプを取り外すなど、大掛かりなモデルチェンジによって見た目が大きく変わりました。
こうした大胆なモデルチェンジをしながらファンを魅了する点は、グラストラッカーならではの魅力と言えるでしょう。

グラストラッカーがおすすめの理由

グラストラッカーは、多くのライダーにオススメのバイクです。
中でも身長が低い女性にとっては人気が高く、足つきが良いというメリットが期待できます。
このバイクのシート高は750mmで、他のバイクと比較して低めの設定となっています。
しかも、シート回りや足回りがすっきりしており、足をほぼまっすぐ下におろせるため足つきが抜群なのです。
女性でも片足をしっかりべた足接地できる点は、バイクに安心感を求めたい人にとって大きなポイントと言えるでしょう。

またグラストラッカーは、中古バイクなら比較的リーズナブルに購入できる点もおすすめの理由です。
安さの理由はいくつかありますが、コンパクトで車高が低めのバイクなので女性にとっては乗りやすいというメリットとなるものの、身長が170cm以上の人にとっては足が余って乗りづらいと感じる人が少なくありません。
また、ハンドル部分が長めのスペックとなっており、小回りを利かせるためにはある程度のテクニックを要するという点でも初心者にとっては取り扱いづらい点もあります。
もしもこれからスズキのグラストラッカーを買いたいなと考えている人は、まず試乗した上で自分自身との相性を判断するのが良いでしょう。
自身の身長で乗りやすいと感じるかどうか、またどんな場所を運転することが多いのか、小回りなどの操作性はどうかといった点を試乗してチェックすれば、失敗しないグラストラッカー選びができそうです。