バイクに乗って気づく髪の傷み

バイクに乗っている女性というのは颯爽としてかっこいいものですが、実はその裏でライダーならではの苦労もあったりします。
その中でもかなり大きい悩みが髪の毛の傷みです。

バイクに乗っている時は必ずヘルメットを着用しなければいけませんが、このときヘルメットの内側に押し込められることになる髪の毛は中でかなり強い摩擦を受けます。

さらにバイクに乗っている時には風を強く受けることから髪の毛や肌が乾燥しやすくなってしまいます。
バイクに乗るようになってから急激に髪質と肌質が傷みだしたことに気がつくことも多く、あらかじめしっかりとケアをしておくことが重要になってきます。

ヘアケアの方法

まず基本的なヘアケア方法として、ヘルメットの内部で髪の毛が絡まりにくくするということがあります。
かなり短いベリーショートくらいならそれほどではないのですが、肩くらいの長さの人はヘルメットをかぶったときにちょうど中で絡まりやすく、脱いだ瞬間髪の毛が一気にボサボサになってしまうということがよく起こります。

ヘルメットの内部で絡まりにくくするための方法としては、あらかじめ編み込みなどをして絡まりにくくするか、もしくはインナーキャップなどで先にまとめておくことがおすすめになります。

それと同時に行いたいのが髪の毛そのもののケアです。
ヘルメットの中の髪の毛は摩擦を受けると同時に乾燥をしているので、しっかり保水できるトリートメントをしておく必要があります。

特に普段から髪の毛が乾燥しがちな人の場合、しっかりケアをしておかないとあっという間に髪の毛が細くぱさついてきてしまいます。

おすすめなのがドライヤーの前に塗布して髪の毛に浸透させるタイプのトリートメントで、入浴中にシャンプーとともにトリートメントをしたあと、それを流してお風呂から上がってから再びドライヤー用のものをつけるという二重ケアをしていきます。

髪の毛は濡れている時間が長いとそこからどんどん乾燥していってしまうので、お風呂から上がったらできるだけ早めに髪の毛を乾かしましょう。

ヘアアレンジの種類

ヘルメットの中で髪の毛が絡まらないようにするにはヘアアレンジをして備えるのもおすすめです。
便利な方法としては編み込みがあり、前髪部分を三つ編みにして脇にまとめておくことで、運転中に髪の毛が目に入るのを防ぎ、脱いだ時のボサボサを防ぐことができます。

ロングヘアの場合、脇から後ろにかけてフィッシュボーンに編み込みをしておくと型崩れせずに長時間ライディングをすることができます。

夏場などは長い髪の毛がヘルメットの中でとても蒸れますので、通気性のよいインナーを編み込みした髪の毛の上にかぶるようにしておくと涼しく過ごせます。