バイクを運転するときにつけておきたいロードサービスとは
バイクを運転する前に加入をしておきたいのがロードサービスです。
「ロードサービス」という言葉は自動車保険のテレビCMなどで頻繁に聞く単語ですので知らない人はいないと思いますが、実はその内容は提供する企業により内容にかなり違いがあります。
まずそもそもとしてロードサービスとは何なのかということから説明をすると、これは運転中に事故や故障により自走をすることができなくなってしまったときに現場に来てレッカーなどで修理ができる場所に運んでくれるサービスのことを言います。
故障がガス欠やパンクなど軽微なものであれば、その場で修理をしてくれたりもするのでいざというときのために加入をしておくとかなり安心できます。
各社で共通をしているのがバイクの故障でよくあるパンク修理、スペアタイヤ交換、ガス欠、バッテリーあがり(自動車の場合はキー閉じ込み)への即時対応と、レッカー移動サービスです。
各社によって異なる内容としてはレッカー移動の距離や最寄りのサービス拠点の数、また運転手本人の移動手段の確保です。
レッカー移動をする時には距離によって料金が異なることもあるので、加入前にはどれだけ充実した内容になっているかということもきちんとチェックしておきたいところでしょう。
JAF・JRSの各特徴、料金
バイク・自動車のロードサービスとして最も有名なのはJAF(一般社団法人日本自動車連盟)とJRS(日本ロードサービス株式会社)です。
こちらは単独で加入をすることができるロードサービスとなっており、任意保険とは別に契約をする必要があります。
それぞれの料金はJAFは入会金兼初年度年会費が2000円、次年度以降の年会費が4000円となっています。
一方のJRSはClub-WIND’Sという会員制二輪ロードサービスに加入をすることとなり、入会金が1080円、年会費2160円です。
サービス拠点数はJAFが全国で約1600ヶ所、JRSは約9000ヶ所となります。(2019年2月時点)
セットのバイク保険について
JAFやJRSで提供しているロードサービスとだいたい同じ内容のものが任意保険に加入をしたときにもついてきます。
ですので保険付帯をするロードサービスにJAF・JRSをつけると、同じサービスが重複することになってしまうので注意をしておきたいところです。
バイクの任意保険の加入率はライダー全体の約4割と言われているほど低いので、もし保険に加入をしないという人も年会費が比較的安く設定されているJAFやJRSに加入をしておくことがおすすめになってきます。
保険会社のロードサービスはどこまでを含めるかによって料金が変わるプラン設定がされていたりします。
加入をする時には保険料だけではなくきちんと内容も確認をして自分にあったものを選ぶようにしましょう。